『紙こより画』体験会5
はじめに
『紙こより画』の普及のため、『紙こより画』体験会を2025年11月4日に作品の展示・はんばいを兼ねて実施致しました。文化の日を含めて三連休明けになり、達磨寺詣での方も少なかったようです、まあ、平日ですので少なくて当然かも知れません・・・。訪れた方も、50〜60歳代のご夫婦と、若く見える50歳の女性の3人でした。この50歳の女性が、『禅』に興味があるようでした。

禅宗に興味のある女性来訪
この女性は、達磨寺(「紙こより画」作品展等の開催場所)前の道路を挟んで西向かいにある小学校(現代はその小学校は移転)を卒業された地元の方です。

久しぶりに達磨寺の前を通られて、懐かしさに惹かれて入って来られたそうです。そして、方丈で『紙こより画』と言う新しい絵画を展示していると言う看板を見て入られたようです。それと蛙の絵に「坐禅して人が佛になるならハ」とハガキより少し大きい紙にコピーされた絵が「看板」に貼ってあり、それに惹かれて入られたようです。
小弟は、作画中でしたが「若い女性が、縁側越しに作品を見ている」事には気づいておりました。しばらく様子を見ておりますと、女性が「かえる、かえる・・・」と言っているのが聞こえたので、気になって声をかけると、方丈の入り口の看板に、カエルの絵に『座禅して人が佛になるならハ』と描いた看板があったのですが、その「カエルの絵」を探している事が分かり、絵を描くのをやめて、対応致しました。
その作品は、今日は持ってきていない旨を説明し、「欲しければ、コピーだから、営業はもう終わるから、持って帰っていいよ」と答えて、方丈の玄関にある「看板」の所へ行き、ホワイトボードからマグネットを外して、女性に渡しました。そしたら、『画禅一如』と書いた絵(これもコピー)も、「これも良いですね」と言うので、「これも持って帰っていいよ」と言うと大層 喜ばれした。
そして、作品を展示しているところに戻り、色々話をしたのですが、メガネとマスクを外されて、最初は20歳前後の女性と思っていたのですが、見ると「30歳代の女性」に見えたので、その女性にお年を尋ねると「何歳に見えますか?」と逆に尋ねられ、「30歳ぐらいかな?」と答えたところ、「50歳」と答えが返って来ました。大変驚きました。そして、「いつも若く見られるのです」と表情を変えずに、お答えになりました。そして、すかさず、私に歳を尋ねられ、私も女性に「何歳に見えますか?」と尋ね返しますと、女性は「62〜63かな」とお答えになり、私は「73歳」と答えると「お若く見えますね」と言われ、お礼申し上げた次第です。そんな「たわいもない話」で小一時間過ごし、私も予定があるので、店を締めたいと告げますと、「名刺を下さい」と言われ、差し上げました。そして、展示会の開催日などを尋ねられたので、「月に2回程度やりますが、日時は決まっていない」と答えたところ、差し上げた名刺を手にして、「来る前に電話で確認して来ます。」といわれ、また来るような事を仰ってました。
こんなに熱心に質問されるほど「禅宗」に興味をお持ちの方が、来られるのは珍しいです。実家は真言宗らしいですが、弘法大師よりも達磨大師に興味をお持ちのようす。色々、話をしましたが、その中に「慧可断臂」の話もあり、また、仙崖義梵の「座禅して人が佛になるならハ」もよくご存知でしたでした。なかなか、面白い女性でだなぁと思いました。
彼女が持って帰ったコピー作品の紹介
彼女が持って帰った作品はコピーですが、絵柄は右→の写真と同じです。
彼女は、この禅画の意味をよく理解しておられました。形や形式だけの坐禅なんかしても「悟る」事はできないと言うことと説明されておりました。

仙崖義梵の禅画「人が佛になるならハ」です。これを元に私がイメージして描いたものが、右の写真です。


彼女が持って帰ったもう一枚のコピー作品です。
この作品は、すべて「紙こより」で描きあげてます。
彼女は、『画禅一如』の意味もよく理解しされており、禅画を通して、禅の心に近づける事を意味していると言っておられました。
終わりに
『紙こより画』の体験会を開催したのですが、体験するよりも話がはずみ、体験する暇はありませんでした。ちょっと用事があり、展示会を早く閉めて帰るつもりでしたが、遅れてしまいました。これも、ご縁ですね。また、来られる事をお待ちします。
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