紙こより画に思う

はじめに

                ごあいさつ

昨日、.達磨寺方丈(奈良県・王寺町)をお借りして、「紙こより画」の個人レッスンをさせて頂きました。節分・立春を過ごした2月5日で、いつもより、暖かかったです。

レッスン開始

受講者に、前もって、何を描きたいのか?を尋ねると「馬を描きたい」・「大乗ノ為ニ成ス」を描きたいと言うことでした。作画イメージは出来ているという事でしたので、受講者の馬の絵を見て、改善点をコメントしたが、小弟も「馬を描く自信」がなかったので、「馬という文字」をコミカルに描き、言葉を添る「紙こより書」にしました。続けて「大乗ノ・・・」のお手本を示して、書いて頂いたが、完成には至らず、受講者は失意。

受講者は、鉛筆画が上手で、筆ペンでお地蔵さんなどを描く特技を持っておられます。昨日のレッスンでは、「紙こより画」を完成できなかった事に「自信」を無くされているよぅしたが、頑張って欲しいと思っております。非常に個性が強く、自分の思いを表現出来る方と思っております。

「紙こより画」の魅力

「紙こより画」の魅力の大きなポイントは、「書き手の意思を無視したこよりの動きで、作者が描こうとした線以外の線が突然現れます。これが、作品に妙味を加えます。作品を描き上げて、繁々と鑑賞すると、「絶妙の空間と線の味わい」を感じます。要は、普通に筆で描いても出ない線画と作者の意思を無視して現れる、なんとも言えない線画と空間が絶妙です。

小弟、日の出前に散歩をするのですが、昨日(4/5)の朝の光景は良かったですね。西の空を見れば朝月が傾き。東を見れば、山際に茜色さす空でした。そして一句

         夜明け前 東に茜 西に朝月

          そして、狭間に立つ我や。

小弟が描いている「紙こより画」に、この天地の狭間に立つ我に、我が意を離れたところから、こよりの先に息吹が吹き込まれている様な気がしました。

終わりに

小弟が、描いたお手本をご覧下さい。

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